客演演奏会:マドリッド①

クリスティアン・ティーレマン 指揮
ダニール・トリフォノフ ピアノ

    ソフィア・グバイドゥーリナ

    • 管弦楽のための《神の怒り》

    モーリス・ラヴェル

    • ピアノ協奏曲ト長調

    アルノルト・シェーンベルク

    • 交響詩《ペレアスとメリザンド》op. 5
    • 16.05.2017
      19:30 Uhr
      Auditorio Nacional de Música

    クリスティアン・ティーレマン

    首席指揮者

    2012/2013シーズンより、首席指揮者としてドレスデン・シュターツカペレを率いる。熱狂的な就任記念演奏会の後、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』紙は、ティーレマンがオーケストラを「誉れ高い奇跡とも呼べるハープの響き」へ導いたと評した。 ティーレマンのキャリアは1978年、ベルリン・ドイツ・オペラでコレペティートルに採用された時から始まる。ゲルゼンキルヒェン、カールスルーエ、ハノーファーで経験を積んだ後、1985年にデュッセルドルフのライン歌劇場のカペルマイスターとなり、1988年には当時、ドイツ国内では最年少でニュルンベルク州立歌劇場の音楽監督に就任した。1997年、古巣ベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督に就任。7年間務めた後、2004年から2011年まではミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めた。

    ドイツ・ロマン派のオペラ、またコンサートレパートリーにおいて、ティーレマンの解釈は模範的なものとして世界的に知られている。2000年のデビュー以来、バイロイト音楽祭には毎年客演を重ねる。2011年のザルツブルク音楽祭ではR・シュトラウスの《影のない女》を指揮し、『オーパンヴェルト』誌の「年間最優秀指揮者」に選ばれた。ドレスデン・シュターツカペレとのブラームス・チクルスはCD、DVD化されているほか、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とはベートーヴェン交響曲全集を収録している。 2013年よりザルツブルク・イースター音楽祭の芸術監督。ロンドンの王立音楽アカデミーから名誉会員の資格を授与されたほか、フランツ・リスト・ヴァイマール音楽大学および、ベルギーのルーヴェン・カトリック大学より、名誉博士としての学位を授与されている。

    ダニール・トリフォノフ

    1991年ロシアのニジニ・ノヴゴロドで生まれたダニール・トリフォノフは、若手世代のピアニストの中でもっとも輝かしい名声を持つ一人である。その技術力、表現力における彼の評価は、ショパン国際コンクール、ルービンシュタイン国際コンクール、チャイコフスキー国際コンクールなど世界の著名コンクールで成功を収めたことにより示されている。最近のハイライトは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、さらにロサンゼルスやフィラデルフィア、ニューヨークの交響楽団との共演である。ドレスデン・シュターツカペレとは、すでにミュンヘンとミラノでのコンサートで成功を収めた。室内楽にも力を入れており、レオニダス・カヴァコス、ルノー・カピュソン、ゴーティエ・カピュソン、ギドン・クレーメルらと共演している。

    5歳からピアノを始め、モスクワのグネーシン音楽大学に入学。2006年から2009年まで同大学で作曲も学び、ピアノや室内楽作品、管弦楽作品を書いている。2009年からはクリーヴランド音楽院にてセルゲイ・ババヤンに師事。トリフォノフはドイツグラモフォンの専属アーティストであり、最初の録音《カーネギー・リサイタル》はグラミー賞にノミネートされた。今シーズン、ドレスデン・シュターツカペレのカペル・ヴィルトゥオーゾとしてモーツァルトやラヴェルのピアノ協奏曲を弾くほか、ザルツブルク・イースター音楽祭での室内楽演奏会、さらにピアノリサイタルに登場する。