ソフィア・グバイドゥーリナ

ソフィア・グバイドゥーリナはすでに2014/15年シーズンにカペルコンポーザーを務めているが、当時の密な共同作業は大きな成功をおさめ、彼女はドレスデン・シュターツカペレに新しい作品を書く意欲を持つまでに至った。彼女のこの要望を当団は喜んで受け入れ、10月で85歳を迎えるこの現代屈指の作曲家とさらに豊かなパートナーシップを築けることを嬉しく思っている。今シーズンは新作のオラトリオ《愛と憎しみについて》 に加えて、ドレスデン・シュターツカペレとクリスティアン・ティーレマンのために書かれた新しいオーケストラ作品が披露される。グバイドゥーリナはソ連のタタール自治共和国で生まれ、世界的に有名になったのは1980年代のことである。しかしそのインパクトは強烈なものであり、すぐにBBC、アメリカ議会図書館、ニューヨーク・フィルハーモニックなどから委嘱を受けた。イタリア批評家賞、高松宮殿下記念世界文化賞、ドイツ連邦功労十字章、ヨーロッパ文化賞など受賞歴も多岐に渡る。「私がもっとも大きな影響を受けた作曲家はショスタコーヴィチとヴェーベルンです。私の音楽に彼らの影響は見て取れないかもしれませんが、この二人の作曲家から私は自分自身であるために一番大切なことを学びました」とグバイドゥーリナは語る。グバイドゥーリナの作品は純粋に音楽的なものを超えていることが特徴で、神秘思想やキリスト教的な象徴性をスコアにちりばめる。彼女の作品のテーマは、古代エジプトやペルシャの詩人から20世紀の叙情詩に至るまで極めて広範囲である。

ソフィア・グバイドゥーリナの演奏会