フォルクスワーゲン社「ガラスの工房」

音楽と工業の完璧なアンサンブル

ドレスデン市内中心部に立つフォルクスワーゲン社の「ガラスの工房」では、2001年よりラグジュアリーサルーン「フェートン」が製造されています。ここでは、ドイツでも最高レベルの高級車が、機械ではなく多くのノウハウと経験を持つ専門工員の手作業で、作られています。

音楽におけるヴィルトゥオシティとは、熟練した技術の表現ですが、フェートンにおいても精密な手作業とディティールへのこだわりが十全に表われています。ドレスデン・シュターツカペレは、2001年に「ガラスの工房」オープニングで演奏していますが、こうした高い品質への志向は、フォルクスワーゲンとドレスデン・シュターツカペレを結びつけるものです。

以来、「ガラスの工房」を訪れる人々は、ガラス張りの近代的な工場内で、有名指揮者による演奏会を体験することができます。これまでに、エサ・ペッカ=サロネン、ウラジミール・ユロフスキ、ゼバスティアン・ヴァイグレ、アッシャー・フィッシュといった世界的音楽家が、ここでタクトを振っています。

さらに「ガラスの工房」は、ドレスデン・シュターツカペレを、本拠地でのコンサートと演奏旅行の両面でサポートしています。特に重要な役割を演じるのが、音楽と文化に関心を寄せる子供たちへの支援です。「ガラスの工房」では、「子供のためのシュターツカペレ」の演奏会が行なわれ、子供と大人を問わず、人気を博しています。

また、「ガラスの工房」とドレスデン・シュターツカペレのパートナーシップで特筆に値するのは、工房前の広場で行なわれるオープンエア・コンサートクラシック・ピクニックでしょう。これはドレスデン市民へのプレゼントであり、くつろいだ雰囲気のなか、最高のクラシック音楽とピクニックを同時に楽しむ企画です。

「ガラスの工房」に関する情報およびコンサート予定については、www.glaesernemanufaktur.deをご覧ください。